元旦に神隠しにあった話です

元旦に神隠しにあった話です。



友人たちと湯島天神の初詣に向かおうとしていました。

年越しタイミングなのでだいたい0時半頃です。



友人らはテンションが上がりみんな走り出しました。



僕はただそんな友人たちを微笑ましく見ていましたが

しばらくして友人たちは暗闇に消えていきます。



神社までは何度か曲がり、大きな通りを渡りますがただまっすぐ歩いていました。



しかしいつものように大通りに出る道に出た途端

僕は神社にいました。



その間友人達に会うことはなかったです。



混乱していると

友人から電話がありかなり焦ったような口ぶりで

「どこにいるんだ」と聞かれました。



神社に居る



と返事をすると

「一時間も連絡が取れずなぜだ」

と怒鳴られました。



そんなはずはない



走り去る友人を見てから体感時間はものの5分です。

一時間も歩いた感覚もない。



しかし驚き確認した掲題電話の時間は2時でした。



僕は1時間ほど神様に隠され、

神に飛ばされてしまったようです。