東京板橋区の接骨院で働いていました。そこで不思議な体験をしました

東京の板橋区で働いていた時の事です。お年寄りがくる接骨院で働いていました。そこには大先生（80代）と私ともう一人（男）の3人で仕事をしていました。お昼休みは大先生は別室に行くので私たち2人はベッドがある施術室で、昼寝をしたり音楽を聞いたりと各々休んでいました。施術部屋と受付はすりガラスで隔てられているので誰かが通るとすぐわかります。私がウトウトしてた時に受付側に誰かが通った気配がしました。右から左へサッと何度も人影が見えました。80代の大先生があんなに素早く移動できるはずがない！と思い、隣にいた男の先生に「ねぇ、今さ何か変じゃなかった？」と聞いたら「僕何も見てません！男の人が行ったり来たりなんて見てません！」と言ったので「私、まだ何も言ってないんだけど。。。」と言ったとたん男の先生が「わー！」と言ってタオルケットを被ってしまったので、私は思い切って受付のドアを開けてみましたが、何もなく。またベッドに戻って「何もいなかったよ。」と、安心させたかったのですが、次の瞬間閉め切ってなかった受付のドアの隙間から杖をもって座っているおじいさんが見えてしまいました。そしてまた「なんかさー、おじいさんが見えるよ。」とまた男の先生に言ったら「実は僕も見たことがあるんです。」と。
私はあまり怖くはなかったのです。なぜならニコニコしながら大先生の施術を待っているように見えたので。常連さんだったのかもしれません。