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これから語ることは、30年前以上の昔のことです

更新日:2020-01-12 00:50:26
#誰 #自宅
これから語ることは、30年前以上の昔のことです。

私は、当時山形県長井市在中の高校一年生で腰痛で自宅近くの接骨院に週二、三回治療に通っていました。
腰痛はなかなか良くならず、半月ぐらい経過した時だったと記憶しています。

その日は、月夜で明るかったのですが、薄い夜霧が地上を覆っていました。
夜の七時半過ぎ、肌寒さを感じながら自転車のペダルを踏んで家路を急いでいました。

西に向かう私の右目に奇妙な光が映りました。
私は自転車を止め、その方向に目をむけました。

それは、青白いふわふわした風船ぐらいの火の玉でした。
まさに風船のようにふわふわと上へ移動しやや東側に移動して消えました。

凡そ7、8秒といったところです。目撃者は恐らく私一人だったはずです。
誰もその時間帯にその道を通る車等を見かけませんでした。

奇妙なことに火の玉が出現している僅かな時間辺りはほのかに暖かく、消えた途端寒さを覚えたものでした。
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