富士講の聖地としての由緒
人穴は、富士講の開祖とされる長谷川角行が修行したと伝わる溶岩洞窟です。周囲には信者が奉納した数多くの碑塔が林立し、富士信仰の中心地のひとつとして世界遺産富士山の構成資産にもなっています。
覗くと祟る、洞窟の奥から戻れないといった伝承は、聖地を守るための強い禁忌として機能してきました。心霊スポットというより、信仰と畏れが結晶した霊地です。
聖地としての参拝を
人穴は今も信仰の対象であり、碑塔群は貴重な文化財です。碑を倒す、洞窟に無理に入るといった行為は文化財の毀損であり、祟り以前に厳に慎むべきものです。
洞窟内は落石などの危険があり立入が制限されています。訪れるなら浅間神社に参拝し、碑塔群を静かに見学するにとどめてください。