難所の歴史と地名の由来
親不知は、断崖が海に迫り、波の引く合間を縫って通るしかない北陸道最大の難所でした。親は子を、子は親を顧みる余裕もなく通ったことから親不知の名がついたと伝わり、多くの旅人が波にさらわれたと言われます。
こうした歴史から、断崖には悲しい伝承が積み重なっています。心霊スポットというより、命がけの往来の記憶を伝える歴史的な場所というのが実像です。
景勝地としての見学
現在は国道や高速道路、鉄道が断崖を貫き、往時の難所は遊歩道や展望台から安全に見学できます。日本海の荒波と断崖のコントラストは見事です。
波打ち際は今も危険で、荒天時の接近は禁物です。訪れるなら整備された遊歩道や親不知ピアパークから、歴史と景観を安全に楽しんでください。