中山道の難所と噂
鳥居峠は、木曽の宿場町・奈良井宿と藪原宿を隔てる中山道の峠で、古くから旅の難所として知られました。旧鳥居トンネルはこの峠に開かれた古い隧道で、歴史の古さゆえに様々な逸話が語られてきました。
新道の整備で旧道の交通量が減り、薄暗い坑内の雰囲気が噂を育てました。人影や物音の噂がありますが、確たる裏づけはなく、峠の寂しさが想像を膨らませたものと考えられます。
古道として楽しむ
鳥居峠一帯は、中山道の古道歩きの人気コースです。奈良井宿・藪原宿という美しい宿場町を結ぶ峠道は、往時の旅を偲ばせる貴重な文化的資源です。
旧トンネルは狭く薄暗いため通行に注意が必要です。夜間に騒ぐより、日中に宿場町とあわせて古道の歴史を楽しむのがふさわしい向き合い方です。