#心霊体験詳細
私が小学生6年生の夏休みの時に体験した話です
更新日:2021-08-22 11:08:59
これは私が小学生6年生の夏休みの時に体験した話です。
私は愛知県犬山市の小学校に通っていたのですが、通学路の途中に小規模な墓地がありました。
その墓地には祖父の墓もあるため何度も足を踏み入れたことがありますが、その日だけはいつもと違いました。
その日は祖母と二人で行く予定だったのですが、祖母が 体調を崩してしまい、私が一人で行くことになりました。
しかし墓地に一人で行くというのはなかなか怖く、祖母の家で飼っていた犬を連れていくことにしました。
墓地につくとお盆のシーズンもあってか何組かの家族が墓参りに来ていました。
その中に自分よりも2つ3つ下くらいの男の子が一人で墓石の前に座っているのを見かけました。
その時は「自分以外にも子供一人だけで墓参りする子がいるんだ」と安堵したのですが、
犬のリードを墓地の近くの電柱にくくり、私が桶に水を汲んでいる数十秒の間にその子はもういなくなっており、あたりを見回しても見当たりませんでした。
不思議に思いながら祖父の墓に花やお供え物を供えていると後から来た一組の老夫婦に「一人できたのかい、えらいねぇ」と声をかけられたので
「さっきあっち(男の子がいた墓石)のほうにも男の子が一人で来てたよ」と返すと
老夫婦は男の子は見ていないといいました。
しかし、墓地からしばらくは一本道で、男の子を見失った時間と老夫婦が来た時間を考えるとすれ違っていたはずなのです。
そして老夫婦は自分たちの家の墓石のほうに向かいました。
するとその老夫婦がお参りし始めた墓石が先ほど男の子を見た墓石と全く一緒だったのです。
ほとんどの家の墓石は同じような形や色をしていたのですが、その墓石には少し特徴があったので見間違えることはありません。
私は手を合わせている最中に失礼とは思ったがとっさに「さっきの男の子そこにいた!」と老夫婦に向かって言いました。
老夫婦は目を丸くさせながらお互いの顔を見合わせた後私に男の子の歳はどれくらいだったかを聞いてきました。
私が男の子の特徴を見たまますべて伝えると、おばあさんのほうが急に泣き出したのです。
そしておじいさんが「このお墓は私たちの息子のお墓なんだ。ちょうど君が見た男の子くらいの歳に病気で亡くなってしまってね…」とうつむきながら教えてくれました。
老夫婦は「きっとお盆だから帰ってきたのかもしれないね」とどこか嬉しそうにしていましたが、
私は怖くてたまらず、逃げ出すように墓地から出て犬のもとに向かいました。
早く帰りたい一心でリードをひいて祖母の家に向かおうと走り出した瞬間、普段は周りの人にも車にも吠えない犬が墓地に向かって吠えだしたのです。
びっくりしたと同時に怖いもの見たさで振り返ると犬が吠えている先にあったのは先ほどの男の子を見かけた墓石がありました。
まだ老夫婦はそこにいて、犬の鳴き声に気づいたかこちらをみて手を振りました。
私はその時見てしまったのです。こちらに手を振る老夫婦の後ろにさっきの男の子が真顔で老夫婦を見つめていたのを…
吠え続ける犬を何とかして引っ張り一目散に祖母の家に逃げ帰りました。
あの日から私は昼夜かかわらず一人で墓地には行けなくなりました。
私は愛知県犬山市の小学校に通っていたのですが、通学路の途中に小規模な墓地がありました。
その墓地には祖父の墓もあるため何度も足を踏み入れたことがありますが、その日だけはいつもと違いました。
その日は祖母と二人で行く予定だったのですが、祖母が 体調を崩してしまい、私が一人で行くことになりました。
しかし墓地に一人で行くというのはなかなか怖く、祖母の家で飼っていた犬を連れていくことにしました。
墓地につくとお盆のシーズンもあってか何組かの家族が墓参りに来ていました。
その中に自分よりも2つ3つ下くらいの男の子が一人で墓石の前に座っているのを見かけました。
その時は「自分以外にも子供一人だけで墓参りする子がいるんだ」と安堵したのですが、
犬のリードを墓地の近くの電柱にくくり、私が桶に水を汲んでいる数十秒の間にその子はもういなくなっており、あたりを見回しても見当たりませんでした。
不思議に思いながら祖父の墓に花やお供え物を供えていると後から来た一組の老夫婦に「一人できたのかい、えらいねぇ」と声をかけられたので
「さっきあっち(男の子がいた墓石)のほうにも男の子が一人で来てたよ」と返すと
老夫婦は男の子は見ていないといいました。
しかし、墓地からしばらくは一本道で、男の子を見失った時間と老夫婦が来た時間を考えるとすれ違っていたはずなのです。
そして老夫婦は自分たちの家の墓石のほうに向かいました。
するとその老夫婦がお参りし始めた墓石が先ほど男の子を見た墓石と全く一緒だったのです。
ほとんどの家の墓石は同じような形や色をしていたのですが、その墓石には少し特徴があったので見間違えることはありません。
私は手を合わせている最中に失礼とは思ったがとっさに「さっきの男の子そこにいた!」と老夫婦に向かって言いました。
老夫婦は目を丸くさせながらお互いの顔を見合わせた後私に男の子の歳はどれくらいだったかを聞いてきました。
私が男の子の特徴を見たまますべて伝えると、おばあさんのほうが急に泣き出したのです。
そしておじいさんが「このお墓は私たちの息子のお墓なんだ。ちょうど君が見た男の子くらいの歳に病気で亡くなってしまってね…」とうつむきながら教えてくれました。
老夫婦は「きっとお盆だから帰ってきたのかもしれないね」とどこか嬉しそうにしていましたが、
私は怖くてたまらず、逃げ出すように墓地から出て犬のもとに向かいました。
早く帰りたい一心でリードをひいて祖母の家に向かおうと走り出した瞬間、普段は周りの人にも車にも吠えない犬が墓地に向かって吠えだしたのです。
びっくりしたと同時に怖いもの見たさで振り返ると犬が吠えている先にあったのは先ほどの男の子を見かけた墓石がありました。
まだ老夫婦はそこにいて、犬の鳴き声に気づいたかこちらをみて手を振りました。
私はその時見てしまったのです。こちらに手を振る老夫婦の後ろにさっきの男の子が真顔で老夫婦を見つめていたのを…
吠え続ける犬を何とかして引っ張り一目散に祖母の家に逃げ帰りました。
あの日から私は昼夜かかわらず一人で墓地には行けなくなりました。
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