高校生の頃、夏休みの時の話です

高校生の頃、夏休みの時の話です。

暇を持てあました僕たちは、隣町にある心霊スポット「○○団地」へ行くことに決めました。

深夜12時を過ぎていて、辺りは真っ暗です。

この団地は飛び降りが多発していて、地元の人からはお化け団地と呼ばれていました。

しかし実際に行ってみると、ただの普通の団地で、何事もなく帰ることになりました。

消化不良のまま地元に戻り、ファミレスで朝まで過ごそうといゆう事になりました。

注文をしようと中年女性の店員さんを呼びました。

やって来た店員は、僕らに注文を聞かず開口一番、
「あんたたち……あの団地行ってきたでしょ！」
と、なぜか僕たちの行動が見透かされていたのです。

どうしてわかったんですか？と問うと、

「ついてきてるよ」

と言われたのです。