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主人の転勤で沖縄に引越してきたばかりで、荷物のごった返した部屋で主人と私と3歳の娘と・・・

更新日:2020-02-16 20:42:25
#体験 #部屋 #誰 #顔 #夢 #恐怖 #朝 #川
これは私が沖縄に引越してきてすぐに体験したお話です。

主人の転勤で沖縄に引越してきたばかりで、荷物のごった返した部屋で主人と私と3歳の娘と川の字になって寝ていました。

いつものように私が真ん中になって寝ていると、得体のしれない恐怖を感じたのです。よくわからないままうっすら目を開けてみると、私の頭の上に見知らぬ男の人が正座していました。

だけど男の人の顔はよく見えません。「誰?なんでこの部屋の中にいるのか?」「そもそもこれって夢なのか?」などと考えながらも、その男の人の私に対しての怒りの感情がひしひしと伝わってきて目をそらすことが出来ませんでした。その男の人は覗き込むようにして私を睨みつけています。しばらく目があったまま「とにかく、この人はものすごく怒ってる…」

私は耐えきれなくなって目をギュッと閉じました。
どれぐらい時間が経ったかわかりませんが、目を開けるともう男の人はいませんでした。さっきまでは気が付きませんでしたが、体がとても強張っていたようでした。夢だったのか、本当にあの人と対峙していたのかわからないまま夜を過ごしました。

朝になって、昨夜の事を主人に話しました。主人は少し面白がっているような感じで「今日は隣の部屋との襖を閉めて寝てみようか」と言っていました。

その夜は言われた通り、隣の部屋との境の襖を閉めて寝ました。
昨日と同じように、主人、私、娘の川の字で寝ました。

ふと眠りについたのだと思います。気がつくと私は部屋の中を歩いています。そして、隣の部屋との襖を開け、隣の部屋に入ると、積み上げられた段ボールの向こう側に昨日の男の人が立っているのです。男の人は今日も怒っている。とても怖い顔をして私を睨みつけながら「閉めやがって」と言いました。この時もやはり顔ははっきりと見えていないのに、とても怒っているのが伝わってきました。

流石に2日続けてのこの体験には主人も何かを感じたようで、「次の休みにシーサーを買いに行ってみよう」と言ってくれました。

国際通りの裏通りで、一目見て気に入った一点物のペアのシーサーを買いました。
この日を境に、あの怒れる男の人は出てきません。

私はもうすぐこの家を引越します。
時々、人の気配を感じたりします。
まだあの人はこの家にいるのかも知れない、とふと思います。
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