私が23歳の夏のことです。当時、宿直業務のある仕事をしておりました。朝一番から夕方まで外の仕事を済ませ、夕方に少し休んで夜7時からそのまま翌朝まで宿直業務といった滅茶苦茶なシフトを組んでいましたが手当の欲しかった私は1週間、休暇なしでこのシフトをこなしていました。宿直業務とはいえ深夜0時から朝7時まで仮眠も許されておりましたので、何とか頑張れていました。その宿直業務において仮眠中の出来事です。寝ているにもかかわらず、寝ている私の姿を見ている私が寝ている私と白い糸のようなもので繋がったまま(ヘソ同士で繋がっている)、凧のようにフラフラと揺れていました。寝ている私はとても苦しそうに寝がえりを繰り返しており、その寝返りに合わせて浮かんでいる私は右へ左へと揺さぶられながらボーっとしていました。突然、テレビのスイッチが入り、消さなくてはいけないなあと思っていたら寝ていた私が目を覚まし、浮いていた私はいなくなっていました。もう、30年前の出来事ですが今でも鮮明に覚えています。あれは夢では決してないと思うのですが、それ以降、一度もそんな経験はしていません。何だったのか今でも分かりませんがとても怖かった経験です。
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