広島県広島市、繁華街の中にある某小売店で働いている時に体験した話です

広島県広島市、繁華街の中にある某小売店で働いている時でした。
残業が続き、一人店舗内で事務作業をしているときです。用を足すためにトイレに向かうところ、誰もいないはずの店舗の中で、同じくトイレに向かう足音が。
角を曲がり、トイレを見てみると、足だけがトイレの個室の中に入っていったのでした。
動転した私は、個室の中を見てみると、個室の中には誰もいません。
怖くなった私は、「なにも見ていない、なにも見ていない……」と自分に言い聞かせながら、用も足さずに仕事をほっぽりだして急いで家へ帰ったのでした。
数日後、体調を崩してしまい、病院へ行っても原因は分からず。医師には心因性の病と診断されて仕事をやめることとなりました。
仕事を辞めてその小売店に行くことがなくなると自然と体調は元に戻りましたが、未だにあの時の体験を思いだすことがあります。