HAUNTED SPOT REPORT 恐怖度ランキング 第124位

和田峠

和田峠とは|中山道最大の難所に残る行き倒れの記憶

長野県 山・峠・森 恐怖度 ★★★☆☆

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心霊.JAPAN 編集部 による調査レポート

和田宿から下諏訪宿までは、中山道でもっとも長い宿場間でした。その途中に立ちはだかるのが和田峠です。標高は1600メートル級。冬は雪に閉ざされ、この峠で行き倒れた旅人は少なくありませんでした。

基本データ

所在地 長野県小県郡長和町〜諏訪郡下諏訪町(旧中山道)
形態 中山道最大の難所とされた峠。標高1600メートル級
歴史 和田宿〜下諏訪宿は中山道で最長の宿場間。冬季の遭難が多かった
救済 旅人を保護するため、峠に施行所が設けられていた
地質 国内有数の黒曜石の産地。旧石器時代から採取・交易されていた

中山道最大の難所

中山道は江戸と京を結ぶ街道のひとつですが、山中を通るため冬季の通行が困難な区間が複数ありました。なかでも和田峠は最大の難所とされます。

和田宿から下諏訪宿までの距離は中山道で最長で、その間に標高1600メートル級の峠を越えなければなりません。冬に吹雪へ遭えば、宿にたどり着けずに命を落とすことになります。

この状況を受けて、峠には旅人を保護するための施行所が設けられました。永代にわたって旅人へ粥や焚き火を提供する施設で、実際に多くの命を救ったと伝えられます。裏を返せば、それだけの犠牲があったということでもあります。

峠に噂が生まれる理由

和田峠が心霊スポットとして語られる背景には、この行き倒れの歴史があります。峠道沿いには供養のための石仏や碑が点在し、それらが噂の起点になってきました。

また現在の峠道も、霧が発生しやすく、夜間は街灯がありません。長野の山間部は気温の低下も急で、季節によっては路面凍結もあります。夜にここを走った人が不安を覚えるのは自然なことです。

ただし峠に残る石仏は、亡くなった旅人を悼むために置かれたものです。これを恐怖の対象として扱うのは、置いた人々の意図とは正反対でしょう。

黒曜石の峠

あまり知られていませんが、和田峠一帯は国内有数の黒曜石の産地です。旧石器時代からここで採取された黒曜石は、石器の材料として広範囲に運ばれ、交易の証拠として各地の遺跡から出土しています。

つまりこの峠は、江戸時代の街道より遥かに古い時代から人が越えてきた道でもあります。

現在は国道と旧道が並行しています。旧道区間は路面状況が悪く、冬季は閉鎖されることがあります。訪問前に通行状況を確認してください。

場所

長野県小県郡長和町〜諏訪郡下諏訪町(旧中山道)(地図はおおよその位置を示しています)

訪問前に必ずお読みください

よくある質問

和田峠はなぜ難所とされたのですか?

和田宿から下諏訪宿までが中山道で最長の宿場間であり、その途中に標高1600メートル級の峠があるためです。冬季に吹雪へ遭えば命に関わりました。

施行所とは何ですか?

峠を越える旅人を保護するために設けられた施設で、粥や焚き火を提供しました。多くの命を救ったと伝えられます。

峠の石仏は何ですか?

この峠で亡くなった旅人を供養するために置かれたものです。恐怖の対象ではなく、悼むための碑です。

黒曜石が採れるというのは本当ですか?

本当です。和田峠一帯は国内有数の黒曜石の産地で、旧石器時代から採取され、石器の材料として広範囲に運ばれていました。

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