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怖い話 栃木県足利市立北中学校のことこれは同僚が実際に体験した話です

更新日:2020-02-16 20:42:25
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怖い話 栃木県足利市立北中学校のことこれは同僚が実際に体験した話です。

当時私はこの中学校の職員でした。
若い先生方は遅くまで仕事をしていることが多く、この体験をした男の先生も10時ごろまで学校で仕事をしていたときの話です。

学校では体育館を夜間に開放することがあり、この中学校も週に何回か夜間開放していました。

その日の夜も体育館はバレーボールをする人たちが使っていたそうです。
先生は仕事が終わったのでそろそろ帰宅をしようと思い、最後に校舎全部を点検して回ることにしました。

懐中電灯を手に、すべての校舎を周り、施錠の確認が終わりそろそろ閉めようと思った時に、廊下の先にある教室から椅子をガガガーッと引く音が聞こえたそうです。

先生は、夜間開放に来た人の子供が、間違って校舎に入ってしまったのではと心配になってしまい、校舎の鍵と懐中電灯を持って再びその教室に出向きました。

当時、誰もいない教室に忍び込んでいたずらをする生徒などがいたので、基本的に教室及び施設は全て施錠していました。
しかし時々教室の下にある、空気を入れ替える小窓が開いていることもあり、そこから生徒が侵入していることもありました。

今回もそこから小さな子が入り込んでしまったのでは、と心配で先生は足早に向かったそうです。

廊下からは教室の中は電気もついておらず、真っ暗で人がいるのかどうかもわかりません。しかしやはりガタガタと椅子を引くような音が少し聞こえたようです。

先生は教室の鍵を開け、電気をつけて
「誰かいますか?」
と呼びかけてみましたが返事はありません。

もしかしたら友達とかくれんぼでもしているのかもしれない。

先生はもう一度呼びかけてみました。
「もし誰かいるのだったら、そろそろ学校の鍵を閉めてしまいますよ。ここに閉じ込められちゃうから出てきてね」

しかし一向に反応はなく、先生は教室のあらゆる扉や机の下などくまなく探してみましたが、やはり子供が入った形跡はありませんでした。
しかも椅子を引く音がしたわけですから、どこかの椅子が乱れているはずです。その形跡も一切なかったそうです。

先生は不思議だなぁと思いながら、また教室の鍵を点検し、廊下に出て、教室の鍵をしっかりと施錠したそうです。

気のせいかなぁ、でも誰もいなかったのだからこれでいいや、と職員室の鍵を閉めて、いよいよ学校の鍵を閉めようとした時、また例の教室の方から何かが聞こえました。

今度は女の子の笑い声です。本当に楽しそうにキャッキャとしている声が聞こえたそうです。

先生は慌ててもう一度職員室に入り直し、鍵を持ってその教室に走って向かいました。やっぱり女の子がいたんだ、どこかで見落としていたんだ、危なかった。

鍵を開け、電気をつけて、大きな声で
「ねぇ、誰かいるんだったら出てきて!もう学校閉めちゃうんだよ」
と叫び、もう一度教室の中を確かめたそうです。
しかし女の子は見つかりませんでした。

気のせいかと思って施錠し直し、職員室を閉め学校後にしました。

やはり気になったので、車のバックミラーでふと校舎を見直してみると、例のあの教室に電気がついているではありませんか。

先生は、自分は女の子の事ばかり気にとられていて電気を消し忘れたんだ、と反省をし再び職員玄関の鍵を開け、その教室に向かいました。

が、教室の前まで行ってみると、電気が消えていたそうです。


この話を飲み会の席で初めて聞きました。
するといつもは物静かで真面目なある男の先生が、この話に参加してきました。

実は自分は、その教室に消えていく女の子の姿を見ている、と。


その先生も夜遅くまで仕事をしている人でした。

やはり最後に施錠しようとしたときに、ふと廊下の先に目をやると、その教室に女の子が入っていく姿を見かけたそうです。その女の子は北中学校の制服を着ていました。

先生は、生徒が忘れ物を取りに来たのかと思って、声をかけようとその教室に向かいました。しかしすでに電気は消えていましたし、何よりその教室は施錠されていましたから、入るとすれば下の窓からです。でも閉まっていました。

中から鍵をかけているのかも、と思って職員室に鍵を取りに行き、教室を開けてくまなく探しましたが、誰も見つからなかったそうです。

また別の日には、放課後に校舎のワックスがけがあり、先生は美化委員会の担当だったので、ワックス用具の最後の点検などをするため夜遅くまで残っていたそうです。

清掃用具庫に用具を仕舞い、その教室の近くまで戻ってくると、さっと人影が見えたそうです。

先日のこともあるので、もしかして生徒が自分を驚かそうとしているのではないか、と言う疑念を抱き、先生は例の教室を徹底的に調べましたが、やはり誰も出て来ず、うやむやのまま今日まで過ごしてきたんだよ、と言いました。

何なんだろうね、などと話をしていると、ずっと話を聞いていた若い女の先生が
「やっぱり生徒の言っていたことは本当だったのかもしれない」
と言い出しました。

その女の先生は、放送委員会担当です。放送委員になった生徒は、部活動が終わる下校時刻に合わせて、放送室から下校の呼びかけをします。

ある担当の生徒が、放送室で、時間まで静かに待っていると、
「フフフフフ」
という女の子の笑い声が聞こえてきたそうです。

生徒は間違えて何かのテープでも流してしまったのだろうかと、青白くなり、放送室のいろんな機器を触って確かめましたが、何も作動しておらず、不思議だなと思ったそうです。

でもまたしばらくすると、先ほどよりももっとはっきりと女の子の
「ふふふふ」という笑い声がしたそうです。

放送室の扉の向こうで友達がふざけているのかと思い、ドアを開けて確かめてみても誰もいない。

実はその放送室と言うのは、例の教室の隣にあります。

以前から生徒の間では、放送室の隣の教室から人の声がする、とか、人のいる気配がする、などと噂されていたそうです。


先生たちは、今まで各自が体験した不思議な話が、こんなにつながっていることに驚きました。

その時ずっとそばで話を聞いていた先輩の先生が重い口を開きました。

「実はなぁ、この学校で生徒が死んでいるんだよ」

数年前、当時この中学校の生徒だった女の子が、校庭で事故死したそうです。

夏のある日、その子は学校が終わって一度家に帰ってから、友達と学校で待ち合わせ、遊びに行くことにしていました。

自転車に乗り、2人で広い校庭を自転車でぐるぐる走って遊んでいたそうです。

ところが折しも天候が怪しくなり、今にも雨が降り出しそうというときに、雨よりも先に雷が鳴り出しました。

しかし、栃木県は雷王国。栃木県民はちょっとの雷位ではあまり驚かず、避難もしません。

彼女たちも大した事はないだろうと、そのまま遊びを続けていました。

女の子の自転車が、校庭を一直線に、バックネットのあるところまで走った時です。彼女の髪留めに雷が直撃したのは。


即死でした。一緒に遊んでいた女の子はそれを近くで目撃しものすごくショックを受けたそうです。

実はその女の子が所属していた学級というのが、例の教室でした。

きちんと供養はされたはずなのですが、時々彼女は寂しさのあまり学校に現れているのではないか。

学校では毎年夏のその事故の起こった日になると、あることを行っていました。

それは、その雷が落ちた場所に、塩とお酒をお供えし、校長、教頭、保健体育主任とがその場所で手を合わせていたのです。

なぜそんなことを続けているのかというと、実はある校長の代に変わったときに、「そんな馬鹿げた事はもうしなくていい」と言ってやらなかった年がありました。

すると、その年の運動会で、その場所ではリレーの選手は足をもつらせひっくり返り大怪我をし、ムカデ競走では転倒し、肩を脱臼すると言う大事故を起こしていたのです。


そんなことがあって、儀式を再開したのです。

しかし一向に不思議な現象が収まらず、この飲み会の場で話されたことは、管理職の耳にも入りました。

そしてこの日の約1年後、学校の高台に「光の木」という木が植えられました。
表向きは(生徒の成長を願い植えたもの)となっていますが、実はその生徒の魂を弔うために用具されました。

現在も足利北中学校にはその木があります。

私はその後、他校へ異動してしまいましたので、植樹後の不思議な現象についてはよくわかりません。
光の木の中でその女の子が心穏やかに見守ってくれていることを願ってやみません。
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