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忘れもしない 12月の風の強い日だった。仕事を終え帰宅した僕はリビングの炬燵に嫁さんと二人・・・

更新日:2020-02-16 20:42:25
#自宅 #仕事 #テレビ #二人 #供養
忘れもしない 12月の風の強い日だった。仕事を終え帰宅した僕はリビングの炬燵に嫁さんと二人座ってテレビを見ていた。

僕の自宅は愛知県岡崎の隣の豊田市から5kmほどに位置する住宅街の特に特徴も無い一戸建てだ。

突然横に座っている嫁さんが小さく”あッ”と言いながら何者かに強く押されたように前に揺れた。次の瞬間、支えようと差し出した 僕の左手は生温かい柔らかい物に触れた。

”こんにゃく?バカな”だが僕の左手に確かに触れたんだ。証拠に掌がうっすら濡れているようだった。と、嫁さんが
"ミュー”と呟いた。

“ミュー”とは数年前に老衰で死んでしまった家族”犬”だ。捨て犬だったのを引き取った子で生後4週間くらいだったか、とても賢く近所の雄達にモテモテであった子だった。

16年程生きお寺で供養して頂き遺骨・位牌もここリビングにある。供養した当時僕を始め 家族は落ち込んだなあ。僕はパソコンで”虹の橋”を読みあさりぼんやりしていたっけ。

嫁さんの呟きに僕も確信した”ミュー”だ。何故今日”ミュー”が来たのかはわからない。

わかるのはペット”大嫌いな言葉であるが”も確かに僕たちと生きていたのだ。当然亡くなっても”霊”として存在してもおかしくは無いでしょう。なぜなら未だに嫁さんは廊下を小走りする”ミュー”に出会っているから。ヒョっとして成仏していない?いやそれは無いでしょう。

  特別な許可をもらい会いに来てくれているんでしょう。また5月の命日がやってきます。

動物にも心があり、感情がある。だから 霊として存在するのです。決して怖くない暖かい霊として。うちには今 5匹の猫がいます。皆保護猫の可愛い子達です。ネコ娘が3にネコ息子2の愛おしい子達です。
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