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友ヶ島

友ヶ島とは|旧陸軍の要塞跡が残る無人島の現在

和歌山県 廃墟 恐怖度 ★★★☆☆

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心霊.JAPAN 編集部 による調査レポート

森の中に、レンガ積みのアーチが並んでいます。蔦に覆われ、天井から光が差し込むその空間は、日本のどこかというより異国の遺跡のように見えます。友ヶ島は紀淡海峡に浮かぶ無人島群で、明治期に築かれた要塞の跡がほぼ手つかずで残されています。

基本データ

所在地 和歌山県和歌山市加太(沖ノ島・地ノ島・虎島・神島の総称)
形態 無人島。明治期に築かれた旧陸軍由良要塞の砲台・弾薬庫跡が点在
現況 瀬戸内海国立公園。沖ノ島に遊歩道が整備され見学可能
周辺 加太港、加太淡嶋神社、友ヶ島灯台
立入 加太港からの汽船で渡航。運航は日中のみ。悪天候時は欠航

大阪湾を守るために築かれた要塞

明治期、大阪湾へ侵入する敵艦を阻むため、紀淡海峡の島々と対岸に一連の砲台群が築かれました。これが由良要塞です。友ヶ島の沖ノ島には第一から第五までの砲台跡が残り、当時のレンガ造の構造物がほぼそのまま残されています。

結果としてこれらの砲台が実戦で使われることはありませんでした。役目を終えた要塞は撤去されることもなく島に残り、百年以上のあいだ森に呑まれていきました。

なぜ心霊スポットとして語られるのか

友ヶ島が心霊スポットとして名前が挙がる最大の理由は、その光景そのものです。第三砲台跡の地下弾薬庫は照明がなく、真っ暗な通路が奥へ続いています。懐中電灯なしでは数歩で何も見えなくなります。

さらに島は無人で、最終便を逃せば誰もいない島に一晩取り残されます。「人がいない」という条件は、廃墟の恐怖を何倍にも増幅させます。

軍事施設であったことから戦没者にまつわる噂も流れますが、この砲台群は実戦に使われておらず、編集部が確認した限り、島内での戦闘の記録はありません。

探索する場合の注意

第三砲台跡の地下は本当に真っ暗です。懐中電灯またはヘッドライトは必携で、スマートフォンのライトだけでは心もとない場面があります。足元には段差や水たまりがあり、内部は湿って滑ります。

島には売店も自動販売機もほとんどありません。飲み物と食料は持参してください。そして最も重要なのは、帰りの最終便の時刻です。汽船は悪天候で欠航や早じまいになることがあり、乗り遅れれば無人島で夜を明かすことになります。

場所

和歌山県和歌山市加太(紀淡海峡の島々)(地図はおおよその位置を示しています)

訪問前に必ずお読みください

よくある質問

友ヶ島にはどうやって行きますか?

和歌山市の加太港から汽船が出ています。運航は日中のみで便数が限られ、悪天候時は欠航します。帰りの最終便の確認が必須です。

砲台跡の中に入れますか?

沖ノ島の砲台跡は遊歩道沿いに見学できます。ただし第三砲台跡の地下は照明がなく完全な暗闇のため、懐中電灯が必要です。

ここで戦闘はあったのですか?

由良要塞の砲台群が実戦で使われた記録はありません。島内での戦闘の記録も確認できていません。

島に泊まれますか?

キャンプ場はありますが、それ以外の宿泊施設はありません。日帰りの場合は最終便に必ず間に合わせてください。

友ヶ島で、何かを見ましたか。

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