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雄別炭鉱跡

雄別炭鉱跡とは|一夜で消えた炭鉱町と病院跡の現在

北海道 廃墟 恐怖度 ★★★★★

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心霊.JAPAN 編集部 による調査レポート

北海道の心霊スポットとして最も名の挙がる場所のひとつが、釧路市阿寒町の雄別炭鉱跡です。かつて約2万人が暮らした町が、閉山からわずかな期間で完全な無人となりました。

基本データ

所在地 北海道釧路市阿寒町雄別(阿寒川上流域)
形態 1970年閉山の炭鉱町跡。病院・住宅・鉱業所施設の遺構が点在
現況 森林化が進行。倒壊が進み、建物内部は極めて危険
周辺 阿寒の森林地帯。ヒグマの生息域
立入 林道・私有地の制限あり。ヒグマ遭遇の現実的リスクが高い

2万人の町が消えるまで

雄別炭鉱は大正期に開発が始まり、戦後の最盛期には人口2万人規模の企業城下町を形成しました。学校、病院、映画館、商店街まで揃った、山中に出現した独立した都市でした。

しかしエネルギー政策の転換とガス爆発事故を経て、1970年に閉山。町の存在理由が消滅したことで、住民は数か月のうちに全員が去りました。生活の場が一斉に空になるという、炭鉱町特有の終わり方をした場所です。

病院跡と語られる噂

最も多く語られるのが、雄別炭砿病院の跡です。コンクリート造の建物が森の中に取り残され、内部には設備の一部が残されたまま朽ちていきました。この病院跡で人影を見た、廊下から足音が聞こえた、といった体験談が数多く語られています。

炭鉱にはガス爆発や落盤といった事故がつきものであり、この病院がその負傷者を受け入れてきたという背景も、噂に重みを与えています。テレビの心霊特番でも繰り返し取り上げられてきました。

現地の本当の危険

雄別で最も注意すべきは心霊ではありません。ヒグマです。この一帯は阿寒の森林地帯にあり、ヒグマの生息密度が高い地域です。人がいなくなって半世紀、町は完全に野生の領域に戻っています。

加えて建物の倒壊が進行しており、コンクリートの床が抜けた箇所、露出した鉄筋、崩れかけた壁が随所にあります。携帯電話の電波も安定せず、事故が起きても救助を呼ぶことが難しい場所です。

訪れることを勧められない場所

編集部としては、雄別炭鉱跡への個人的な訪問を勧めません。ヒグマと建物の倒壊という二つの危険が、興味本位で払えるコストを大きく超えています。

この町の歴史に関心があるなら、釧路市内の資料館や、炭鉱町の記録をまとめた書籍から知ることができます。かつてここに2万人の暮らしがあったという事実は、廃墟を歩かなくても十分に伝わってくるものです。

場所

北海道釧路市阿寒町雄別(地図はおおよその位置を示しています)

訪問前に必ずお読みください

よくある質問

雄別炭鉱はいつ閉山しましたか?

1970年に閉山しました。最盛期には約2万人が暮らす企業城下町でしたが、閉山後数か月で無人になりました。

病院跡には入れますか?

倒壊が進み、床の抜けや鉄筋の露出があり極めて危険です。立入は勧められません。

訪問時に最も注意すべきことは?

ヒグマです。この一帯は生息密度が高く、無人化から半世紀が経ち完全に野生の領域に戻っています。

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