HAUNTED SPOT REPORT 恐怖度ランキング 第12位

東尋坊

東尋坊とは|柱状節理の大断崖に伝わる僧の伝説と現在

福井県 水辺・橋・ダム 恐怖度 ★★★★★

ホーム 全国心霊スポットマップ 東尋坊

心霊.JAPAN 編集部 による調査レポート

高さ25mの岩壁が1kmにわたって続く、福井県坂井市の東尋坊。国の天然記念物に指定された柱状節理の景観は圧巻ですが、この地名そのものが、ある僧の名から取られたと伝えられています。

基本データ

所在地 福井県坂井市三国町安島(越前加賀海岸国定公園)
形態 輝石安山岩の柱状節理による海食崖。高さ約25m・延長約1km
現況 国の天然記念物・名勝。遊歩道と展望タワー、遊覧船が整備された観光地
周辺 雄島(大湊神社)・三国湊・越前松島
立入 柵のない断崖絶壁。強風時・荒天時・夜間の接近は極めて危険

地名の由来となった伝説

言い伝えでは、平安末期に平泉寺にいた東尋坊という僧が、その乱暴な振る舞いから恨みを買い、宴に誘い出されてこの断崖から突き落とされたとされます。以来、命日にあたる時期になると海が荒れると語られてきました。

この伝説は江戸期の地誌にも記述が見られ、地元では長く語り継がれてきたものです。心霊スポットという言葉が生まれるはるか以前から、この岩場は「人が落とされた場所」として認識されていたことになります。

柱状節理という地形

東尋坊の岩壁は、マグマが冷えて固まる際に生じる規則的な割れ目(柱状節理)が海に削られて露出したものです。同規模のものは世界に3カ所しかないとされ、地質学的にきわめて貴重な地形です。

五角形・六角形の柱が垂直に立ち並ぶ光景は、人工物のような整い方をしています。この「自然とは思えない規則性」が、見る者に非日常的な印象を与えることも、この場所の雰囲気を形づくっている要素でしょう。

語られてきた噂

断崖の縁で背中を押されるような感覚があった、岩場から名前を呼ばれた、といった話が繰り返し語られてきました。夜間の駐車場や遊歩道での目撃談も少なくありません。

ただし東尋坊は日本海に突き出した岬であり、冬季を中心に極めて強い風が吹き上げます。断崖の縁に立てば、実際に体を押される力を受けます。波が岩の隙間に打ち込む音も、条件によっては声に似た響きを持ちます。

訪れる方へ

東尋坊には転落防止の柵がほとんどありません。これは景観保全のためですが、同時に一歩の踏み外しが致命的になる場所だということです。岩場は濡れると非常に滑ります。

また東尋坊では現在も、思い詰めた人に声をかける地元の見守り活動が続けられています。この場所を面白半分に扱うことが、その活動を支える方々の努力を軽んじることにつながらないよう、節度を持って訪れてください。日中の景観は、それだけで訪れる価値のあるものです。

場所

福井県坂井市三国町安島(地図はおおよその位置を示しています)

訪問前に必ずお読みください

よくある質問

東尋坊という地名の由来は何ですか?

平安末期に平泉寺にいたとされる僧・東尋坊が、この断崖から突き落とされたという伝説に由来すると伝えられています。

東尋坊に柵はありますか?

景観保全のため大部分に柵がありません。岩場は濡れると滑りやすく、強風時は特に危険です。

夜に行っても大丈夫ですか?

照明のない断崖であり、夜間の接近は転落の危険が非常に高いため避けてください。

東尋坊で、何かを見ましたか。

あなたの体験談・写真を匿名で投稿できます。編集部が次の調査の手がかりにします。